11月の雨…壮大なバラードに涙する
もうすぐ11月も終わりですね。
今日は私が最も影響を受けたバンド、GUNS N’ ROSES(以下ガンズ・アンド・ローゼス)の名曲について語りたいと思います。
ガンズ・アンドローゼスはもともとはボーカル、リードギター、リズムギター、ベース、ドラムの5人編成のバンドでしたが、途中、キーボードが加わりハードロックバンドでありながら壮大でドラマティックな展開の曲が目立つようになりました。
ちなみに、私がレスポールを使用するようになったのもガンズ・アンドローゼスのスラッシュの影響からです！
YouTube再生回数10億回越えの長編バラード
今日紹介する名曲の名は『NOVEMBER RAIN』(ノーヴェンバーレイン)』といいます。
この曲はガンズ・アンド・ローゼスのアルバム、『USE YOUR ILLUSION I』(ユーズ・ユア・イリュージョン ワン)の中に収められており、演奏時間8分57秒の壮大でドラマティックな長編バラードです。
ビデオクリップではリードギターのスラッシュが荒野にぽつんと立つ教会の前で一人ギターを弾いたり、結婚式が執り行われる会場に突然雨が降り注ぎ、棺に包まれる花嫁の姿が印象的ですね…。なんと、このビデオクリップは2018年7月にYouTubeでの視聴回数が10億回を突破したそうです！！
私はガンズ・アンド・ローゼスのバンドスコア(楽譜)は全て所持しており、若い時に片っぱしからコピーしまくっていました…。それほどまでに影響を与えられたということですね。
コピーといっても印刷じゃなくて、曲を弾(ひ)くということですよ😃。著作権に抵触するだろ！っと突っ込みをいれられるといけないのでお断りを(^^;。
『NOVEMBER RAIN』はライブではBLACK SABBATH（ブラックサバス）のIt’s Alright (イッツ・オールライト)という曲のピアノ前奏で幕を開けるアレンジとなっています。前奏に続く、ボーカルのアクセル・ローズによるピアノの美しい音色のイントロが終わると、雨が明けたかのように始まるキーボードの演奏…。この曲のコード進行は聴いていてすごく心地よいですね。
まるでオーケストラ。重厚なバンドサウンドと泣きのリードギター
マット・ソーラムのドラムは装飾的といいますか、序章はボーカルや他の楽器の音色を損ねないように演奏し、曲の展開に合わせて段々と入ってくる感じなのも、この曲にオーケストラのような壮大さを与えているのかもしれません。
ダフ・マッケイガンのベースも所々で存在を主張しますが、あくまでも優しく曲に寄り添っているような印象を受けます。
この『NOVEMBER RAIN』のギターの音色は、クリーントーンとディストーションサウンドの対比、泣きのメロディーを奏でるスラッシュのリードギターと、コード進行を美しいアルペジオで彩るイジー・ストラドリンのリズムギター、どれも素晴らしいですね(^^)。
アクセル・ローズのピアノとディジー・リードのキーボードの重奏による重厚なサウンドも6人編成になったガンズ&ローゼスならではです。
ゆったりとしたリズムに合わせたクリーントーンのギターコードの響き、美しいバックコーラス、ドラマティックな展開等々、あー素晴らしいバンドサウンドの一体感。
中間、16小節と8小節のスラッシュのギターソロがありますが、チョーキングを多用し、正にギターが「泣いている」様。美しくも切ないメローディーがコード進行に合わせハーモニーを生んでいます。特にロングトーンビブラートが泣ける😢…。
いやー、本当にコード進行やらハーモニーやら泣けます！
ちなみに、スラッシュはこの曲をライブで演奏するとき、必ずゴールドトップのレスポールを使っています。ガンズ・アンド・ローゼスは時期によってメンバーが変わりますが、違うギタリストがこの曲を弾いている動画をみたことがありますが、ソロの音色、タイム感、ビブラートによる音の揺れ等、かなり違和感を感じました。やはりオリジナルメンバーのスラッシュ、そしてゴールドトップのレスポールがあってこその『NOVEMBER RAIN』だと思います！
スラッシュのギターソロにしびれるぅー(´Д｀ﾉ)ﾉ
この曲の特徴として二部構成のようになっており、一旦、曲が終わったと思わせ静かになったところで、アクセルのピアノが入ってきて、続いてギターのスクラッチ、ディストーションサウンドで第二幕が始まります。
アクセルの魂の込もったボーカルのバックで唸りまくるスラッシュのリードギター！
ライブ映像(パリ)ではスラッシュがアクセルローズの演奏するグランドピアノの上に腰掛けてリードギターを弾いています！アクセル・ローズとスラッシュ、二人の一体感は超絶カッコいいです！
こんな記事書いていて自分でもバカみたいと思いますが、本当にこの曲は素晴らしいです。
詞の内容については難しいため割愛しますが、私のようにギターを演奏するものの視点ではなく、バンドや音楽ジャンルの垣根を越えて素晴らしい曲であると思う。
『NOVEMBER RAIN』(ノーヴェンバーレイン)』は大曲であり名バラード曲です。
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