めだかの館の福袋買ってみた!三色・紅白セット「梅」の開封レビュー
久しぶりの更新すぎて年が明けてしまいました…。
新年最初の記事は福袋のレビューです!何の福袋って?それはメダカです!近年メダカブームで道の駅やイベントでメダカを見かける機会が多いですよね!?
メダカを飼っている方ならご存知の方が多いでしょう、「めだかの館」の福袋です!
めだかの館は、広島にあるメダカの専門店です。お店というか村のようですが…。「めだか村」という広大な敷地内で様々な新種の改良メダカが誕生し、飼育販売されています。
以前から気になっていたので予約開始後すぐにポチっと購入ボタンをクリックしてしまいました!
めだかの館の公式ブログにて、「福袋」の内容についてSNSやブログでアップしてもかまわない、むしろ歓迎とのことなので開封レビューします!!
めだかの館の福袋とは
めだかの館の福袋は○○セットという表記で、おおまかに福袋に入るメダカの系統を自分で選ぶことができるのです。例えば「ラメセット」は「夜桜メダカ」や「オレンジ黒オーロララメメダカ」「ブラックダイヤ(メダカ)」など、ラメ系統のメダカが厳選され入っています。
2020年度は…
- お楽しみセット
- ラメセット
- ヒレ変化セット
- 三色・紅白セット
- 村長オススメセット
- 新種作出セット
の6種類が販売されました。どれも3種以上、10匹以上は必ず入ります。そしてそれぞれに「松」「竹」「梅」というグレードが存在し、梅→竹→松の順に価格もメダカのグレードも高くなります。(新種作出セットと村長オススメセットは例外)
異なる品種の親メダカから、新しいメダカを生み出すための新種作出セットはグレードは存在せず、5,000円(内税)で12品種の親メダカから生まれた6系統のメダカが各3ペア(オスメス)の計36匹も入ってお得です!!
また、村長オススメセットだけは「松」「上撰」「特撰」というグレードで、「松」が20,000円、「上撰」5,0000円、「特撰」はなんと100,000円になります!!
※福袋に入るメダカの系統を示した「セット」はその年によって変わります。
そして初めてのめだかの館「福袋」購入で、不安と期待に胸をドキドキハラハラさせて私が購入したのは、三色・紅白セットの「梅」です。(「竹」や「松」をポチる度胸はありませんでした)ちなみに、この三色・紅白セットは例年、最も早くに完売するそうです!!
福箱?福袋開封。
早速、福袋ならぬ福箱の蓋を開けてみると…。
おまけとしてメダカの3ヶ月カレンダーが入っていました。
しかもホッカイロまで(ホッカイロは保温のためです)!!
新聞紙の梱包が沢山あるので、品種別にメダカが分けられているのかと思ったのですが、メダカは全て1つのビニール袋に梱包されています。
他の新聞紙にはホッカイロがくるまれており、水温低下や輸送時の揺れを最小限にするため念入りに梱包されています。
しかし箱ではなくて袋にメダカが入っていることから、やっぱり福箱ではなく福袋ですね。
1つの袋に複数の品種のメダカが入っているけど、見分けはついた?
水合わせのため袋ごと黒い容器に浸けると品種の違いが目に見えてわかりました。
メダカは背地反応といって、背景の色によって保護色機能が働くため、輸送時の透明のビニール袋の中では体色が薄くなっています。
(新種作出セットは匹数の多さもさることながら、違う品種の親同士から生まれたメダカ達なのでどれがどのこども達かわかる ように種類別にパッキングされているようです)
これが三色・紅白セット「梅」の内容
どうやら4種類のメダカが計12匹入っているようです。
- 三色ラメ幹之(さんしょくらめみゆき)メダカ
- 紅白(こうはく)ラメメダカ
- 錦秋(きんしゅう)ラメメダカ
- 白錦(しろにしき)ラメメダカ
4品種を見分ける
離れてみるとどれも同じように見えるかもしれませんが、どれもが他の品種にない特徴(体色)を持っているため簡単に見分けることができました。
内訳は紅白ラメメダカ2匹、錦秋ラメメダカ2匹、白錦ラメメダカ2匹、三色ラメ幹之メダカ6匹です。
紅白ラメメダカはその名の通り、紅(赤)と白の体色を持っています。(紅と白の体色しか持っていません)
錦秋ラメメダカは、錦秋の言葉が示すように紅葉のようなオレンジの体色をベースに黒の班(はん)斑(ぶち)が入っています。(赤と黒の体色しか持っていません)
白錦ラメメダカは、白い体色に黒色の班 斑が入っています。(白と黒の体色しか持っていません)
そうです、上の3品種は赤、黒、白の三色のうちどれか一つを持ち合わせていないのです。
そして最後の三色ラメ幹之メダカは、赤、白、黒の三色の体色を持ち合わせています。
これなら見分けがつくね!
「最新めだか型録(カタログ)」この本を参考にしたらわかりやすかったですね。
もし、メダカの見分けがつかなくても、同梱されている書類に「めだかの館」のお問合せ先が記されているため、電話で教えてもらうことができます。
紅白ラメメダカ
紅白ラメメダカの横見です。メダカの保護色機能で色抜けしないように黒いギターケースを背景に使っています。
オスの方は赤勝ちといって、赤色が全面に出ていますね。
上見はこちら。紅白ラメメダカは地元の道の駅「天空の郷さんさん」で見たことがありますが、ずっと欲しかった品種です。
錦秋ラメメダカ
こちらもオスメスのペアで、手前の色が濃いい方がメスです。写真では見たままを上手く撮影することが難しいですが、実物は紅葉を示す錦秋の名にふさわしい色彩です。
白錦ラメメダカ
白錦ラメメダカ。錦とは、主となる色に対し、模様を作る別の色(班)(斑)が織り交ざることを指します。
少し色抜けしていますが、黒の飼育容器に移すことで綺麗な白錦模様のメダカになってくれることを期待します。もちろん、ペアリング(オスとメス両方いる)されていました。
三色ラメ幹之メダカ
上手く撮影することができませんでしたが、朱赤、黒、白の三色を持ち合わせていることがわかるでしょうか?
三色ラメ幹之メダカは上見の方がより綺麗に色が映えるメダカであると思います。
こう見ると錦鯉のようにも見えますね!?
今回、福袋に入っていたメダカ達は全てラメ(キラキラ光る鱗)を持っているのも特徴よね。
メダカの持つ色の美しさに煌(きら)びやかさをもたらしてくれますね。
メダカの大きさや健康状態、オスメスのペアリングは?
水槽の背景が散らかっていて見苦しい画像になってしまいました…。それはさておき、手前のスケールからメダカの大体の大きさが伝わると思います(多少遠近感ありますが)。
届いたメダカ達は全て、2.5cm~3.0cmとMサイズであり、4品種ともペアリングされているため春になって温かくなればすぐに産卵を始めることができます。
どのメダカも元気に泳ぎ回っているから春になったら沢山の卵を産んでくれそうね。
また、「めだかの館」では徹底した品質管理が行われているため見た目の美しさや健康状態も非常に良いと感じました。
めだかの館のこだわり
- 厳密な系統保持
- 明確な累代選別基準
- Mサイズになるまで徹底管理した飼育
- 出荷メダカ全てを選別
めだかの館 公式ブログ 「めだかの館福袋2020 解説 攻略 裏話ページ」より引用
さらには輸送時の温度変化や揺れにも配慮して梱包されています。
輸送用の発泡スチロール箱の大きさは…横幅40cm(内寸約34.5cm)、奥行き33cm(内寸約28cm)、高さ27cm(内寸約22cm)あり、厚手の発泡スチロールのため届いたその日から飼育容器として使用することもできます。
発泡スチロールは断熱性や防寒性に優れているため、寒いこの時期にはちょうど良いですね。
まとめ
気付いた人もいると思いますが、三色・紅白セットなのに全てにラメが入った品種だったのは嬉しい誤算です!!それに全てペアリングされていたのは非常に嬉しいですね!!
全ても未所持の品種であったということも大きいです。メダカの飼育歴が長い人は飼っている品種が当たることも当然あると思います、福袋なので…。
でも、冒頭にも書きましたが、「めだかの館」の福袋は自分で欲しい系統をおおまかに選ぶことができるので、持っている品種と被らないようにある程度自分で選ぶことができます。
また、めだかの館ではメダカ生体を5,000円以上購入の方は送料無料となります。もちろん福袋も送料無料ですが、100サイズの郵便だと送料だけでもかなりかかりそうなものを、おまけの3ヶ月カレンダーまで付いて、これで内税(税込み)というのが信じられないくらいです。
初めてのメダカの福袋購入でしたが、届いたメダカの品質(個体の美しさ、健康状態、大きさ)、ペアリングの有無、梱包、価格、すべてに大満足することができました!!
同梱されていた書面に「お客様のメダカライフがより豊かになることを~」の文面がありましたが、「間違いなく豊かになっています!」とここで記させていただきます。
来年も是非、購入したいですね!!来年はヒレ変化セットか、新種作出セットも捨てがたいし…。それにグレードがありますからね…。財布と相談しながら!!購入を考えている方は早めに予約することをお勧めします!今年も全て完売していました!
年末年始、福袋を届けてくださるために選別、出荷、配送いただいた「めだかの館」の皆さま、クロネコヤマトの皆さま、ありがとうございました!!
コメント
めだかの館の大場です。この度は当店福袋をご購入&レビューいただきありがとうございます!まずは、Rikky様のメダカライフが豊かになったとのこと、とても嬉しく思います。また、とても丁寧なレビューをいただき、当店スタッフ一同感激しております。お届けしたメダカちゃんたちと楽しいメダカライフを満喫されることを心より願っております。1点だけコメントがございます。錦秋と白錦の紹介の際「黒い班(はん)」という記載がございますが、当店では黒い模様のことを「斑(ぶち)」と読んでおります。決まりなどはございませんのでお好きに読んでいただいて結構ですので、参考にしていただければ幸甚です。今後もRikky様のメダカライフが豊かになりますように。
めだかの館の大場さま、まさかこんなブログにコメントいただけるとは思いもしませんでした!また、ご指摘ありがとうございました!早速、班→斑に記事を書き直しました(笑)!お送り頂いたメダカ達は愛情を持って大切に育ててまいります。メダカって人の心を癒し、豊かにしてくれるすごい力を持っていますね!これからもメダカライフを楽しんでまいります!