カビよさらば。しつこい黒カビに一撃必勝!!カビとり一発!!
こんにちは。
突然ですが、お風呂の黒カビに悩んでいる人はいませんか?
斯(か)くいう私も、お風呂に2ヶ月に一度(冬場はサボって3ヶ月に一度)、防カビ燻煙剤を使用して黒カビの予防に努めていました。
しかし、冬場はお風呂が寒くて入浴中の換気を止めていたり、お風呂掃除をなまけてしまっていたために浴室に黒カビがちらほらと目につくようになっていました。
タイル目地についた黒カビは早い段階であればブラシで落とすことも可能ですが、ゴムパッキンについた黒カビはそんなに甘くありません!
それに下手にこするとパッキンそのものを痛めたり黒カビを広げてしまいます。
私は以前、美装業のアルバイトを5年ほどしていたのですが、「汚れには酸性とアルカリ性の汚れがあり、適正な洗剤を使用することで必ず汚れは落ちる」と聞いたことがあります。
カビだって汚れですよね?カビ汚れって言いますから!
しつこい黒カビ汚れを落とすための洗剤を探し、ついに見つけて実際に効果のほどを実感できたのでご紹介します!!
その名は「かびとりいっぱつ」
Amazonで見つけたその強力な洗剤の名は「かびとりいっぱつ」…。ちなみに、幼児でも読めるように親切なひらがな表記となっています。
NANDA看護診断のようにラベル(診断名)を見れば瞬時にその言葉が示す内容を理解できる。ナイスな商品名ですね。
製造販売元は鈴木油脂工業株式会社さんです。
業務用500グラムで2050円程度。値段は1000グラムのカビキラーよりもだいぶお高い印象を受けますが…。
500グラムの大きさがどれくらいかというと、15.6インチワイド液晶のノートパソコンぐらいの大きさです。容量的には十分な量ではないでしょうか。
スプレータイプのカビとり洗剤のような泡や液体と違い、ゲル化剤を使用したジェル状洗剤になっています。
このジェル状がすごくいい!(JOJOファンなら伝わるはず)
<用途>
浴室内のシリコンコーキング、ゴムパッキン、タイル目地、シャワーカーテン、小物類に発生したカビの除去。
<成分>
成分はカビキラーと同じ、「まぜるな危険」の塩素系。
浴室に潜む黒カビたち
我が家の浴室に潜む黒カビたち…。幸い、定期的に使用していた「ルック おふろの防カビくん煙剤」のおかげで天井や壁面に黒カビは発生しておらず、床面のコーキングとタイル目地、排水溝に黒カビの姿が確認できます。
もし天井に黒カビが生えていたならカビの胞子を撒き散らして大変です…。まさに黒ひげならぬ、「黒カビ危機一髪」という感じです!
タイル目地の黒カビは目につくようになればブラシでこすって落としていましたが、落としても気が付けばまた生えてきています。
排水溝は入浴後に毎日掃除していましたが、それだけにこの落ちない黒カビが目について仕方ありませんでした。赤カビみたいに簡単に落ちてくれたらいいのに…。
かびとりいっぱつを塗布してみる
使ってみるととても簡単に使えました。カビキラーのように液だれしないので使い勝手が良いです。
<使用方法>
- まず浴室内を換気しておきます。特に臭いがきついとは感じませんが塩素系の臭いが苦手な人も多いのではないでしょうか。
- 黒カビ以外の汚れがあると、洗剤(かびとりいっぱつ)が十分に黒カビに浸透しないのであらかじめ落として良く乾かしておきます。
- 黒カビを覆うように洗剤を塗ります。必要に応じてヘラやブラシを使って塗布します。容器の噴出口がコーキングガンのような形状をしているので、ゴムパッキンやシリコンコーキングに対してきれいに塗れます。
- しばらく時間を置きます。黒カビが消えるまで1~24時間つけ置きするそうです。根の深くない黒カビなら2時間もしないうちに消えてしまいます。
- 黒カビが消えたことを確認したら歯ブラシ等を使用して水洗いします。あとは自然に乾燥させるか水分をふき取るなりすると完成です。
<注意>
塩素系洗剤なので漂白作用があります。色落ちしても良い服装で作業してください。
カビキラーなど、他のカビ用洗剤との使用比較はしておりません。費用対効果は人によって違います。
黒カビが消えた!!
毎日、嫌でも目に入ってきていた排水溝周りの黒カビもご覧のようにきれいになっています。
しかもわりと短時間(1~2時間)で排水溝周りの黒カビは消失しています。
何度も歯ブラシ使って掃除しても落ちなかったのになぁー。
ゴムパッキンの黒カビは根が張っているために消失するのに数時間を要しましたが御覧のようにきれいになっています。
たったの一度、かびとりいっぱつを塗っただけですよ!
まさにかびとり一発ね。
何ヵ月も前から気になっていたが落とすことができなかった黒カビたち…。カビよさらば。
これで黒カビとのエンドレスの戦いについに終止符を打つことができました。
まとめ&感想
ゴムパッキンに根を張ったしつこい黒カビも、塗布から3時間ほどかけて全て消し去ることができました!
思いのほか、簡単に黒カビを落とすことができましたが、カビが生える前にまず予防!!本当はこれが一番ですね。
そこで、カビが生えにくい環境を作るためには…温度、湿度、栄養といったカビの好む発生条件を作らないことです。
- 換気で浴室の湿度を下げる。冬場の入浴中は寒くて換気が難しいかもしれませんが、入浴後は十分に換気をして最低でも湿度80%以下にしておく。湿度60%以下が望ましい。
- 石鹸、洗剤や皮脂等のカビの栄養となるものをしっかりと洗い流す。水で洗い流した方が浴室の温度が下がってカビが生えにくいという説もありますが、カビはたとえ室温が0度であっても発生します。人間の生活する温度でカビは発生するため湿度管理と栄養を与えない(残さない)ことが大切です。
- 防カビくん煙剤は適切な時期に使用する。効果が2ヶ月と書いてあれば2ヶ月毎に燻煙する。
名前は伊達じゃない!
「かびとりいっぱつ」の使用感はAmazonの高レビューが示す通りです。商品名は伊達ではありません。
【使ってみて良かった点】
- ジェル状なので液だれしない。
- スプレータイプの洗剤と違って洗剤が目標から広がらないため無駄にならない。
- ピンポイントでカビを覆える。
- 飛び散らないため服が汚れにくい。(色落ちしにくい)
- 上記総じて非常に使いやすい!
といったところでしょうか。ただ、他のカビ取り洗剤と比べて値段が少々高いことは間違いありません。それでも私は費用対効果でいうと大満足です。
ジェル状なのでピンポイントで黒カビに塗布できるのはエコですしね。
菌糸を伸ばすしつこい黒かびは、こすらず、一撃必勝で合理的に落としてはいかがでしょうか!
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