しまなみ海道の大三島に行くなら「伯方の塩 大三島工場」で塩分補給と夏バテ予防を!!
突然ですが、塩と言えばやはり皆さまが思い浮かべるのは伯方の塩でしょうか?伯方の塩は愛媛県にある伯方塩業さんが製造販売されている塩の商品名です。
愛媛からしまなみ海道を渡ると3番目に位置する大三島。
この大三島はその名の通り大きくて、大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)、多々羅温泉、多々羅大橋をはじめ、後藤久美子さん主演で話題になった(古い?)瀬戸内のジャンヌダルクの物語「鶴姫伝奇」に登場する鶴姫の像があるなど観光の名所がいくつもあります。
そして、そんな観光名所の一つとして伯方の塩 大三島工場があり、愛媛県内の方は訪れたことのある人も多いと思います。
普段の料理に使われている塩、ポテトチップスにかかっている塩、スポーツ飲料にも入っている塩…。塩は我々の生活に欠かせないものです。
前置きが長くなりましたが、3回目の伯方の塩工場見学に行って来たので記事にします!!
伯方の塩 大三島工場
伯方塩業株式会社さんの「伯方の塩 大三島工場」。展望デッキからの一枚。
この伯方の塩 大三島工場は塩の製造過程を見学することができます。
バスツアーも行われているようで次々と大型バスが行きかっていました!昔はバス専用駐車場なんてなかったのにバスが3台も止まっています!数年ぶりに来てみれば驚きです。(団体での見学の場合予約が必要です!)
ここで愛媛県内の方は「伯方の塩」っていう商品名なのに伯方島じゃないのか!と突っ込みがありそうですが、伯方島にももちろん伯方の塩工場があります。(伯方島は大島と大三島の間にあります)
以前は大三島工場で見学できていた瓶詰めの製造ラインは2019年6月現在、伯方島工場に移っているそうです。
工場見学を行っているのが大三島工場であり、CMや観光雑誌等でよく取り上げられているため大三島工場の知名度が高くなっていますね。
工場見学
工場見学はパネル展示やビデオ上映、模型の展示に加え、実際に稼働している工場内をガラス越しに見学することができ、粗塩や焼塩のできるまでをパネル展示とガラス越しに学ぶことができます。
ガラス越しではありますが、塩の山が築かれた一角は迫力がありました!
ドーンと積まれた、真っ白な塩の山はここでしか見ることができないかもしれないわね。
こちらは昔の製塩方法であった塩田の模型です。昔はこうやって海水を蒸発させて塩を取り出していたそうです。
流下式枝条架併用塩田(リュウカシキシジョウカヘイヨウエンデン)というそうで、実際に大三島工場の左側にこの塩田が再現されており見学することもできます。
工場見学は他にも、世界中で実際に使用されている、「世界の塩」の展示コーナーもあり貴重な展示物を拝見することができます。
伯方の塩 パッケージの鳥は浜千鳥
「伯方の塩」商品もとい、伯方塩業さんの商品パッケージに載っているこのゆるい感じの鳥…。皆さまの中にも「いったい何の鳥なんだ?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?
物心ついた時から私も気になっていました。実家が商売していて伯方塩業さんの商品も販売していましたから…。
伯方塩業の方に直接質問してみたところ、『浜千鳥』という回答を得ることができました!!しかし、なぜ浜千鳥なのでしょう!?どなたか、理由を知っている方がいたら教えてください!!
パッケージの鳥が浜千鳥ということを知ったことに満足して、なぜ浜千鳥が描かれているのか聞き忘れたんじゃない?
工場見学のお土産に3種の塩をいただける
伯方の塩 大三島工場を見学した記念として、伯方の塩の「焼き塩」「粗塩」「フルール・ド・セル」の3種類を無料でいただくことができます。
それぞれ使用する料理が違うそうですね。初めて聞く方も多いかもしれません「フルール・ド・セル」はステーキやムニエル、マリネに使用する大粒の塩です。あとにも書いていますが、こちらはお家で伯方の塩 大三島工場のある「味」を再現するのにも使えます!
祝!伯方の塩 大三島工場の見学者は150万人を突破
去る2019年5月、ついに伯方の塩 大三島工場の見学者が150万人を突破したそうです!2000年の竣工当初より19年もの歳月が経っていたのですね。
150万人というのは、令和元年6月現在の愛媛県の総人口、約134万人を大きく上回っています!!それだけ多くの皆さんに「伯方の塩」は身近な存在であるという証拠ではないでしょうか。
見学者150万人突破を記念してオリジナルマグネットも配布されていました!
しかし、人気の柄は一つも残っていません!ちょっと残念ですね。
有名なあのCMのメロディーを奏でよう ~二代目声優オーデション~
伯方の塩 大三島工場の正面玄関前に飾られたチャイム。そう、聞き覚えのある方も多いはずの、あの有名なメロディーを奏でることができます。
それは「は・か・た・の・し・お♪」
左から順に鳴らしていくことで音痴な私でも音を外すことなくあのメロディーを奏でられました!
この伯方の塩 大三島工場に来たなら一度は鳴らしてみたいですよね!?
ちょうどいま伯方の塩のオーディションが行われているわね。
親しみある声だったけど、二代目の「は・か・た・の・し・お♪」。どんな風になるのか楽しみです。
伯方の塩 二代目オーデションの応募締め切りは2019/06/30までとなっています!グランプリに輝いた方はWeb広告への出演と賞金10万円がいただけるそうですよ!!
日本在住の方なら誰でも応募可能です!応募方法は公式ツイッターアカウント@hakataengyoから行えます。
伯方の塩アイスで塩分補給
伯方の塩 大三島工場の中にはソフトクリーム屋さんが併設されています。写真は屋外から撮ったものですが、工場の中からでもソフトクリームを買うことができます。
工場内のロビーにソフトクリーム屋さんが位置し、日差しを避けてロービーに置かれたソファーでのんびりとくつろぎながら「伯方の塩ソフト」(300円税込み)を味わうことができます。
この伯方の塩ソフトは先ほど工場見学の記念にいただいた3種類の塩の一つであり、自社工場で製造した塩の花「フルール・ド・セル」がトッピングされています。大粒の塩でソフトクリームの甘さを引き立たせています!!
伯方の塩コーヒーなんてのもありましたよ!
フルールとはフランス語で花を意味する言葉だそうです。ワンピースに登場するハナハナの実の能力者、ニコ・ロビンの技でも聞き覚えのある言葉ですね。
お土産に「伯方の塩」グッズを
お土産屋さんは工場見学を終え、伯方の塩グッズを買い求める方で溢れています!
調味料としての伯方の塩はもちえろん、伯方の塩アメや塩キャラメル、塩羊羹、塩ラスク、塩バニラゴーフレットといったお菓子類から、!伯方の塩を使った「伯方梅太郎」と「伯方梅子」という梅干しや、伯方の塩Tシャツやクリアファイルなどの日用品もあります。
飲料品コーナーではスーパーでもよく見かける、森永製菓さんの「冷やし甘酒」やえひめ飲料さんの「塩と夏みかん」が売られており見ただけで清涼感を感じました!それぞれの商品に伯方の塩が使われています。
夏場は汗をかいてナトリウム(塩分)を喪失するので、塩分が入った飲み物で補給が必要ですね。夏バテ予防にも伯方の塩が入った飲み物はいかがですか!
変わった商品としては、塩の音読み(エン)にかけ、塩が結ぶ縁(えん)ということで、「えん盛り塩」という盛り塩キットが売られていたりしました。また、御塩まくらといったアイテムまでありました!
塩の比熱効果でひんやりと首筋や頭を冷やして、暑さ対策や快眠につながるそうです!
伯方梅太郎の感想
無農薬で化学肥料も使わず育った梅を使用した伯方塩業さんの梅干し、「伯方梅太郎」は伯方の塩だけを使って作られており塩分濃度は18%です。一方、「伯方梅子」は伯方の塩とシソを使って作られており同じく塩分濃度は18%です。
私が買ったのは「伯方梅太郎」の方です。スーパーで売られているものと比べて塩分濃度は高いですが、実際に食べてみると丁度よい塩辛さでした。
たかが塩と思うことなかれ
伯方塩業さんでは大三島工場とネット販売限定で「されど塩」という商品を販売しています。
たかが塩と思ってしまうかもしれませんが、「塩」は我々人間だけでなく多くの生物にとって必須のイオン(電解質)です。
我々、医療従事者の中では体液の調整や浸透圧バランスの維持、筋肉の収縮等に関わる重要な栄養素として日常的に患者さんの血液DATAを参照したりします。
だからこそ、草食動物が植物から摂ることのできない塩を求めて岩(岩塩)を舐めるのです!!
伯方塩業さんは塩が生命活動に必須であるということから、「たかが塩」ではなく、「されど塩」と、この商品を開発されたそうです。
されど塩、いい響きですね。
まとめ
この伯方の塩 大三島工場は大山祇神社から約1.5キロと近くですし、大三島観光の際にはぜひ寄っていただきたい場所でもあります!工場内はバリアフリーなので高齢者の方もバスツアーで多く訪れています。
しまなみ海道を観光に来られた際には、「伯方の塩 大三島工場」で観光がてらに塩分補給はいかがでしょう!
暑い夏には伯方の塩で塩分を摂って夏バテ予防に努めてみてはいかがでしょう!?工場見学記念にいただいたフルール・ド・セルで自宅で「伯方の塩ソフト」を再現してみるのも良いかもしれませんね!
たかが塩でなく、されど塩。昔のことわざに「敵に塩を送る」という言葉がありますが、本当に塩って我々に身近で、欠かせないものですよね!
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