秘境あまごの里で釣り堀体験!渓流の女王アマゴを美味しくいただく!

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秘境あまごの里で釣り堀体験!渓流の女王アマゴを美味しくいただく!

皆さま、川魚といえば何が思い浮かびますでしょうか。もちろん食べられる魚ですよ!

イワナ、アユ、ニジマス、ヤマメ…。アユが思い浮かぶ人が多いかもしれませんね。

私も小学生の頃に「少年自然の家」でアユの塩焼きを食べた記憶があります。アユも美味しいですよね!

ところで、アマゴという川魚はご存知でしょうか?アマゴは山の谷間を流れる河川(渓流域)に棲む日本固有の淡水魚で、サケ科に属するそうです。

地域によってはアメゴアメノウオとも呼ばれるこの魚は、と~っても美味しいのです。アメノウオを漢字で調べてみると天の魚。魚偏では「鯇」と書くそうです。

避暑地で渓流釣りでもしながら美味しいアマゴ料理が食べたいと思い立ち、無数のアマゴ達の暮らす秘境、「あまごの里」に行ってまいりました!

ちなみに、あまごの里は日本各地に在るようですが今回ご紹介するのは愛媛県にある「あまごの里」です!

あまごの里

場所は秘境と書きましたように山奥に位置します。釣り堀と食事が摂れる宿泊施設があり、いわゆる民宿ですね。自分で釣った魚を料理してもらって味わうことができます。

Rikky
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森と渓流のせせらぎが聴こえてくるような山間部に「あまごの里」はあります。途中、細い道がありますが思っていたような獣道ではありませんでした。古いカーナビでも迷わず行けました。

Tomomi
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県道56号線は道が狭くなっているところがあるから、肱川町を経由して県道55号線から来るようにホームページに書かれているね。

【所在地】

愛媛県大洲市河辺町北平4293

【利用料金】

宿 泊:1泊2食付き 5500円(タオル、浴衣の貸し出しあり)。宿泊の予約は楽天トラベルからも利用可能

食 事:食事メニューによる。定食(コース料理)は1700円~2000円。

釣り堀:釣り竿や餌は無料で利用できる。釣り上げた魚1500円/㎏)は買い上げる。釣り上げた魚をあまごの里で食事としていただく場合は釣り堀の利用料(1500円/㎏)は無料となります。(事前に食べたい料理を伝えると、料理に必要な魚と匹数を教えてくれるので、その数だけ魚を釣る)

※口コミをブログやFacebookで書くことで宿泊代や飲食代が200円引きとなる割引クーポンがあります。公式サイトからダウンロードするか、現地で取得可能。

【予 約】

事前予約がなくても利用可能。

※ただし、お盆休み、祝祭日など繁忙期は予約していないと食事メニューに制限があります。

【駐車場】

お店に併設された駐車場は5台分ほど。50~100メートル程離れた場所にも別途駐車場があります。

リンク先:あまごの里 公式ホームページ

利用案内

まず、釣り堀の受付で受付表に人数や食事コースの記入を行います。

初めて利用される方にもわかりやすいように、民宿の方が丁寧に釣り堀の利用方法や料理の説明をしてくれます。

ここで食べたい料理をたずねられるので伝えると、「この料理はこのくらいの大きさの魚が何匹必要です」と紙に書いて渡してくれるので、それに見合った魚たちを釣り上げます。

食事はせずに、釣り堀体験として釣りたいだけ釣って1500円/㎏で買って帰ることも可能です。

サイズ別に魚の大きさでどのくらいの料理ができるのか一目瞭然ですね。中~小サイズの魚2匹を釣れば3品食べられるとのこと。もちろん、釣り堀で釣れなくても(釣りをしなくても)料理を食べることはできます。

持ち帰り用の保冷バッグも200円で販売されています。釣った魚は上で書いたように1500円/㎏で持ち帰るか、注文する料理に合わせて必要な匹数だけ釣って料理代金として支払います。

持ち帰りの際は無料で3枚におろしてくれます。

魚の図鑑を見てみると、やはり「おいしさ」はアマゴが五つ星☆ですね!アマゴは「渓流の女王」と呼ばれているそうです!「釣りにくいが、味は最高」と書かれているのが気になります!?

釣り堀

上の写真はニジマスの釣り堀です。

ここ「あまごの里」で釣れる魚はアマゴにイワナ、ニジマスの3種類の川魚で、それぞれ別々の釣り堀に魚たちが泳いでおり、目的の魚だけを狙って釣り上げることができます。

Rikky
Rikky

 

釣り堀は初体験なので、大きなニジマスの群れに圧巻されました。

釣り竿は好きなものを選べます。釣り堀のルールは、一度釣り上げた魚はリリースしないことです。一度釣り上げると魚が弱ってしまうのでお食事として料理していただくか、買ってかえりましょう。

民宿の方にお話を伺うと、ニジマスが一番大きく、餌の喰いつきも良いので釣っていて一番楽しいとのことでしたが、訪問中、ニジマスを釣り上げた方の釣り竿が重みで折れ、ニジマスの大きさと元気の良さに驚かされました。

一番美味しいと聞いて、アマゴばかりを狙う娘。画像中央の上部に「アマゴ」と記されたネームプレートが見えます。魚に詳しくなくてもどの魚がどこにいるのかわかるようになっています。

上の釣り堀はこどもにも釣りやすいと言われていたイワナ。一番小振りですね。岩陰に隠れ棲むことからイワナ(岩魚)と呼ばれているそうです。

そして、苦労のすえに釣り上げたアマゴ。「釣りにくいが、味は最高」と書かれていただけあり、餌をとられてばかりでしたがなんとか釣り上げました!

朱色の斑点があるのがアマゴの特徴だそうです。

Rikky
Rikky

 

 

魚に刺さった釣り針を素手で抜くのは至難の業です。バタバタと暴れるので自分の手をさしそうになりました。危ないと思ったら民宿の人に頼みましょう。
Tomomi
Tomomi

ゴム手袋を持って行くと安全に釣り針を外せるね。

釣り上げた魚たちは籠(かご)の中で泳がせ鮮度を保ちます。流れのある側溝のため弱った魚は壁面に流されていますが生きています。籠の上方には何故かも混ざっています( ´艸`)。

貼り紙に「小6、中5」と書かれているのが注文した料理に必要な魚のサイズと匹数です。これに合わせてニジマス、アマゴ、イワナを選んで釣り上げます。

食事メニュー

食事メニューは定食のコース料理と単品メニュー、季節限定メニューがあります。

こちらは単品メニュー。

川魚のいくら丼は季節限定メニューです。川魚の産卵期である10月~2月の間しか味わうことができません。

こちらは定食と飲み物のメニュー。

おみやげも販売されています。

Bコースを注文しましたが塩焼き、甘露煮、刺身、酢物、フライ、ご飯に漬物で1700円です。釣った魚は料理として食べるので釣り堀の料金は無料となります。

何度も書きますが、料理のコースに合わせて魚を釣っています。料理で使用される以上に魚を釣った場合は全て1500円/㎏で別途有料となります。

甘露煮は甘く煮詰めた柚子もついていて美味です。

一番人気という魚のフライ。夏らしくスイカが添えられているのも嬉しいですね。

Aコースにした場合、ご飯を「握り寿司」や「あまご雑炊」、そして愛媛県南予地方の郷土料理である「さつま」へ変更できます。

一度来ただけでは全てを味わうことは難しいですね。

愛媛のローカル番組「よるマチ」で紹介されたという「あまごめしの素」も1200円で売られています。

お酒が好きな人には「アマゴの骨酒」なんてのもありました。

Rikky
Rikky

料理はどれを食べても美味しくいただけます!「あまご雑炊」は料理研究家の土井勝先生の直伝だそうです!今度来たときはあれもこれも食べたいなー。

 

Tomomi
Tomomi

「川魚のいくら丼」はNHKのテレビ番組、「鶴瓶の家族に乾杯」で紹介されたんだって。

「あまごの甘露煮」や「あまご飯の素」などのおみやげは現地で全国発送もしてもらえます。

クロネコヤマト宅急便とゆうパックで対応してもらえるそうです。

魚の塩焼きをおみやげとして買って帰られる際は、炭火で焼きあげるのに時間がかかるため早めにお声かけくださいとのことでした。

座敷でくつろげる

事前に予約しておくことで座敷でくつろいで食事を摂ることができます。赤ちゃん連れでも寝かせられるので安心ですね。

夏場でも涼しくて快適に過ごせます。

Tomomi
Tomomi

大人こども合わせて8名で訪問したけど、広さも十分にありくつろげたよね。

繁忙期には利用者の多さから、予約をしていないと座敷が空いていなかったり、料理メニューが魚の塩焼きしか対応してもらえない可能性があります。(民宿の方から伺いました)

また、食事時間(座敷の利用時間)は十分に取ってくれていますが、繁忙期には次の予約が入っていることもあるため、ゆっくり過ごしたい人は観光がてら宿泊してみると良いかもしれませんね。

公式ホームページでは町内にある珍しい屋根付きの八つの木橋、「浪漫八橋」や文化庁の「歴史の道百選」に選定されている、「坂本龍馬の脱藩の道」など、地元河辺町の紹介もされています。

宿の中は壁やトイレ、割りばしの袋といった、いたるところにアマゴが描かれています。まさに「あまごの里」ですね。

食べたあとは渓流遊びも楽しめる

食事のあとは目の前を流れる河辺川で渓流遊びをして楽しむこともできます。

夏の暑い日に避暑地でこども達に釣り堀や川遊びをさせるにはもってこいの環境です。夏にこどもを連れていくなら水着を持って行くと良いですね。

Rikky
Rikky

訪問時は8月、まさに夏真っ盛りでしたがここはとても涼しく汗をかきませんでした!!避暑地としても最高ですね!

こどもが遊べるようにちょっとした遊具も置かれています。

木々や渓流に囲まれた自然豊かな環境で、自然のせせらぎが聴こえてきそうな場所にありますが、木霊(コダマ)の姿を発見しました!!

モミジやサンショウの鉢植えも売られているようです。

まとめ

訪問時は真夏でしたが、夏の暑さを感じないくらい涼しい避暑地です。流れの緩やかな川で川遊びができるのも小さなお子さん連れには良いのではないでしょうか。

座敷も広く大家族でも窮屈なくくつろぐことができます。料理はどれを食べても美味しくいただけるし、自分で釣る楽しさも味わえます。

来られるときは大きな車に乗っている方や、車の運転が苦手な方は肱川町経由で県道55号線から行くことをおすすめします!あと、釣り堀を利用されるならゴム手袋を忘れずに!

初めての「あまごの里」でしたが、渓流の女王「あまご」を存分に味わえ、釣り堀で釣りも体験できて、お値段はリーズナブル。おまけに民宿の方は皆親切です。ぜひまた行きたいと思う最高の民宿でした!

今度は泊まりに来たいなぁー。きっと星空がきれいなんだろうなー。

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