色鮮やかなに春を彩る雛飾り、久万町商店街の『くままちひなまつり』
椿や桃の花、ひな人形で商店街全体が華やかに彩られた、くままちひなまつりに行って来ました。
くままちひなまつりとは、久万高原町の久万町商店街の古き良き町並みを活かし、商店街をひな人形で飾った町おこしであり、ひな祭りです。
今回で第5回の開催となります。開催期間は2/24(日)~4/7(日)までです。
会場の久万町商店街は『くままちひな街道』と呼ばれ、数百メートルのあいだに様々な店舗が建ち並び、個性あるひな飾りで人目を惹きます。
くままち まち歩き
商店街はひな祭りの歌(曲名がわからない)が流れ、至るところに椿や桃の花、ひな人形が飾り付けられ、明るい雰囲気に満ちています。
なんと、久万町内外から寄贈された1万体ものひな人形で商店街が飾られているのです。公衆電話までもひな人形で飾られています。
ひな街道の所々には「まち歩きマップ」が置かれており、自由に手にすることができます。ひな街道に並ぶお店がわかりやすく載っているので便利です。
方向音痴な自分でも現在地がすぐに把握できました。
トイレの場所やランチが摂れるお店もわかりやすく載っています。
商店街は昔懐かしい建物で営業をしているお店も多く、昭和のレトロ感とひな人形が映(は)えます。のんびり散歩しながら商店街の町並みを鑑賞し昔を懐かしんでしまいました。
ひな街道の中にはまちなか交流館、あけぼの座があります。休憩所やトイレもひな街道の中にいくつかあります。
訪問時は平日のため混雑はなく、ちらほらとひな街道を散策している人がいました。
商店街を飾る個性あるひな人形達
商店街のあちこちに三人官女や五人囃子、お内裏様の姿があります。
なかには座敷雛や干支の猪と一緒に飾られたひな人形もあります。
平家物語に登場する怪物、鵺を源頼政が退治した、久万高原町の安蔵ケ池(あぞがいけ)にまつわる物語が書かれた場所もあり、隣の砥部町に住みながら初めてその物語を知りました!
そして、時代の流れに乗ったインパクトあるひな人形がこちらです!
きっと皆さんもすぐお分かりになりましたよね(^^)!
商店街ならではのひな人形もたくさんあります!携帯電話のお店のひな人形はガラケーを抱えています。
時計・メガネのお店にはメガネをかけた内裏雛(だいりびな)が。特注品でしょうか!?
銀行に飾られたひな人形には電卓やお札を持ったものもありました!
三人官女の中には振り込め詐欺に注意を呼びかけているひな人形もあります(^^)。
天神飾りという、男だけの雛人形が飾られている場所もありました!
商店街ならではの魅力も
ひな街道は商店街なのでもちろんショッピングもできますし、ランチを摂れるお店もいくつかあります。
地元で取れた野菜が売っていたり、お菓子屋さんがあったり、薬局があったり、銀行ももちろん通常通りに営業しています。
被布着を着て写真を撮れる場所もありました!小さな女の子は喜ぶかもしれませんね。
中には、地元のふるさと旅行村で撮影された東京ラブストーリーにちなんだ展示品が置かれた場所もありました!
あけぼの座で圧巻の2000体&11段飾り
メイン会場となる、あけぼの座には圧巻の2000体、巨大なピラミッド型雛壇で全方位にひな人形が飾られています。
360度の全方位ひな人形は一見の価値ありです!このピラミッドの後ろにも壁一面のひな人形が!
最高11段の雛壇があり、久万高原産の野菜を抱えています(^^)。
ピラミッドの頂上には久万産のこしひかりが鎮座してます!
まとめ
思った以上に、いたるところにひな人形や桃の花が飾られており、商店街全体が春色に彩られていて気持ちが明るくなります。
昭和の昔懐かしい建物を拝見できるのも、ちょっとした非日常を味わうことができて楽しめます。
「まち歩きマップ」が所々に置かれており、どこに何のお店があるのか、トイレはどこかもわかりやすいです。トイレも駐車場も会場の端々や中央にあり、不便は感じません。
このくままちひな祭りは特定の日曜日にはイベントが行われているようです。
今度来るときはくるくるマルシェ(軽トラ市)をしている時に来たいなぁ。
久万町商店街から徒歩圏内には道の駅「天空の郷さんさん」もあり、地元の特産品のショッピングやグルメも楽しめます。
くままちひなまつりは開催期間も長く、春の彩りと昔懐かしい非日常を味わえる、「また行きたい」そう思える楽しいひな祭りでした!
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