グランブルー!色違いのさくらひめ発見!?第54回えひめ花まつりに行ってきた
ゴールデンウィーク真っ只中の5月3日、愛媛県東温市にある愛媛県農林水産研究所(花き研究指導室)で開かれた第54回『えひめ花まつり』(5/3~5/4)に行って来ました。
今回も想像以上の人手で、開場は午前9:00からですが敷地内の駐車場はもちろん、隣接する広い土手に設けられた臨時駐車場も開場30分前には来客者の車でほとんど埋まっていました。
パンフレットの表紙はやっぱり『さくらひめ』です。
えひめ花まつりは例年二日間の開催となっており、連日、地元の方々や花を愛する多くの人達が訪れにぎわっています。晴天にも恵まれどの花も見事に咲き誇っていました!
シンボルマークの花時計も満開に
1月に訪れた時には葉牡丹(ハボタン)しか咲いていなかった花時計も、春まつりにはカラフルに満開の花達を咲かせています!
立体花壇も花まつりに合わせてモチーフが変わっていました。
「Happy Wedding!」
結婚式が行われたのでしょうか?
立体花壇の周りにはテントが並び、木工品やアクセサリー等の小物に加えからあげ、たこやき、ポテト等の軽食販売が行われています。
地元のいちご農家、いちご日和さんのいちごシェイクが美味しく、毎年楽しみにしていましたが今年は出店されていませんでした。
会場内ではもちろん、うどんやおにぎり等、食事の販売も行われています。
えひめ花まつり イベント及びコーナー紹介
えひめ花まつりでは様々な催し(もよおし)が開かれます。無料で見れる展示コーナーはもちろん、先着限定○○名様プレゼントといったもの、有料の体験ブースまで様々です。
花にまつわる豊富な展示内容
園芸、いけばな、ハーブ、フラワーデザイン等、愛媛県の各協会や組合の方々の作品が展示されています。
<展示内容>
- 趣味園芸展
- 県産花き品評会
- 春のフラワーデザインコンテスト
- いけばな展
- ハーブ展
- 学校花づくり展
- 花のモニュメント
- フラワーボトル展
- 試験研究成果の展示

学校花づくり展では、伊予農業高校と丹原高等学校の学生さんの作品展示がありました。
さくらひめと写真を撮ろう
満開に咲いたさくらひめをバックに写真を撮ることができます。時間限定で愛媛のゆるキャラ、みきゃんも登場して一緒に記念撮影をすることができます。
また、さくらひめのブーケも置いてあり、自由に手にすることができました。

『可憐な乙女』という花言葉やウェディングドレスが似合いますね!
さくらひめに関する記事はこちらに書いてありますφ(..)。

身近な素材でフラワーボトルをつくろう!
こちらのコーナーは二日間開催のうち、初日のみ行われていました。日本フラワーボトル協会の方が指導してくれます。参加費として一人600円が必要ですが、市販の物を買うことを考えると自分で体験できて費用もお得ですね。
インテリアにおすすめ!多肉植物の寄せ植え
こちらも初日のみ開催のイベントで愛媛県立丹原高等学校の学生さんが指導してくれます。子どもから高齢の方まで多くの方々が参加されていました!参加費用は一人500円が必要となります。
学生の皆さん、可愛く上手に寄せ植えを作っています(^-^)。写真、上部の木に飾られた多肉植物の寄せ植えはフラワーオークションでも出品されていました!
フラワーオークション
フラワーオークションでは驚きの価格(安い)で切り花、鉢植え、ポット等を落札することができます。もちろん、プロの方々が育てた花ですので立派な物ばかりです!瞬く間に人だかりができ、活気の良い競りの掛け声に落札者の方、見物客の方ともに皆笑顔です。
フラワーオークションは初日のみ開催で、午前10:30からと午後14:00からの二部構成となっています。売り上げは日本赤十字社愛媛県支部へ寄付されるそうです。
フラワーアレンジメントの鉢植えや薔薇の花束、母の日の贈り物にぴったりの紫陽花(あじさい)等など、高くても2000円程、ほとんどが200円から500円で飛ぶように落札されていました。
例えば、同じ花でも会場内で展示即売されているよりも安く落札されています!競りの担当者の方いわく、限られた時間内に沢山の出品物をさばかないといけないそうで、200円、300円スタートでも即決で売り切っていました!

丹原高等学校の学生さん達が作った多肉植物の寄せ植えは、学校に植えてあった木を伐採した際の切り株を記念に使っているそうです。
手軽に楽しめる春のフラワーデザイン
日本フラワーデザイナー協会愛媛県支部の方々の運営になります。二日目の5/4のみ開催でした。
こちらは先着100名:一人500円での体験ブースになります。
春を満喫する寄せ植えに挑戦しよう!
愛媛県立伊予農業高校の出展ブースとなります。こちらも5/4のみ開催で一人500円で寄せ植えに挑戦することができます。
初日の丹原高等学校の寄せ植え体験ブースもすごい列ができていましたが、やはり500円は安いですね!

そういえば、何年か前に挑戦しようと思ったけど、ものすごい行列ができていてあきらめたことがあったね。
花や緑の展示即売が安い!
会場の農林水産研究所ではいたるところで花や緑の展示即売が行われています。その道のプロの方々が作った花や緑ですから品質は高く、しかも安く買うことができるのがこの花まつりの特徴です!一つ50円で売られていた花の苗もありました!
鉢植えはもちろん、切り花の薔薇の花束も売られています。ワンコインの500円です!

先日、さくらひめの鉢植えをお花屋さんで2000円で買ったけど、花まつりではさくらひめの鉢植えが800円で売ってたわ!!
薔薇やシャクナゲ、多肉植物、カーネーション、紫陽花(あじさい)などなど、どれも一般の花屋さんよりも安く買うことができます!さくらひめは花屋さんの半値以下で販売されていたのは驚きですね。鉢植えは午前中に売り切れていました!

さくらひめはこの愛媛県農林水産研究所(花き研究指導室)が品種改良して生まれたデルフィニウムだから、安く買うことができるのかもしれませんね。
カーネーションの鉢植えも500円で売られており、母の日用のメッセージも付いています。
花まつり入場者特典は先着順
えひめ花まつりが毎年開場前から大混雑となるのは、プロの方々が育てた立派な花を安く買うことができるのもありますが、入場者特典として先着でポット苗や花の種をいただくことができるからでもあります。
ちなみに、今年はマリーゴールドの苗をいただきました。こども連れ、家族連れの方はそれぞれ人数分をいただくことができます!

プレゼントは先着順であり午前中の早い段階で人数分に達してしまいます。
いただいたマリーゴールドを庭に植えてみました。綺麗に咲いていますね。
また、同じ東温市の見奈良で毎年開かれる「どてかぼちゃカーニバル」の苗をいただけるコーナーもあります。
こちらも毎年、花まつりに参加されており、以前にも苗木をいただいたことがあったのですが、日差しが強すぎたためか枯れてしまいました…。

今年は無事にどてかぼちゃを育てて、どてかぼちゃカーニバルに出品できたらと思います!
ビニールハウスの観覧も自由
ビニールハウスは見学自由です。薔薇のビニールハウスやデルフィニウム、観葉植物等、知らない花や緑がたくさんで見ていてあきません!
さくらひめの色違い!?発見!!
デルフィニウムを品種改良してさくらひめを誕生させたのはこの愛媛県農林水産研究所(花き研究指導室)です。さくらひめのビニールハウスも当然ありますが、鮮やかな青色の花が目についたのでビニールハウスに入ってみると、ありました!
どうやらさくらひめの色違い品種のようです!
どうでしょう?鮮やかな青色です。まるで深い海の中を彷彿させます。まさにディープブルーといった感覚です。
地面に散った花びらさえも鮮やかで綺麗に見えます。その名は「スーパーグランブルー」…。某ソーシャルゲームのタイトルの様です。深い青色、深淵の青といった感じでしょうか。グラデーションがかかっているものもあります。


そしてなんと、もう一種さくらひめの色違いの花が咲いています。
こちらは「スーパープラチナブルー」だそうです。「スーパーグランブルー」が深海の青だとすれば、「スーパープラチナブルー」は青空の青といった印象です。

スタープラチナ(星の白金)っぽくて、JOJO好きの私はひそかに心の中で「なんて良いネーミングなんだ」と感激してしまいました。
まとめ
農林水産研究所というだけあり、品種改良を行っているため新たな発見があるのがこの花まつりの魅力でもありますね!
先着限定プレゼントの花の苗は午前中の早い段階で配布が終了していました。それに、農林水産研究所への道は一本道しかありません。駐車場の混雑も考えると、開場30分前には到着しているのが良いですね!
フラワーオークションや花の展示即売も魅力ですが、早い者勝ちです!とくにフラワーオークションは安値でも即決で落札できる可能性が高いため、気になる出品物は迷わず入札することをお勧めします!
通年、母の日の前のゴールデンウィーク中に開催されることもあり、プレゼント用にお手軽価格できれいな花を買いに来るのも良いかもしれませんね!
来年はどんな品種が誕生しているのか、新たな発見をするのが楽しみです!
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